中には両親を悲しませないように、常に親の自慢の子供であり続けるために、親の喜ぶことばかりを優先的にする子供も存在します。
このような子供はいい子症候群になってしまい、社会でうまくやっていけない人になってしまうと言われています。
思春期は多感な時期なだけに、自分の理想を突き付けてばかりいると、子供は将来的に社会でうまくやっていけない大人になってしまうのです。
43歳震災時期に娘が思春期さん
一番下の娘は、福島の震災の時期にはちょうど思春期真っただ中でした。震災時期は不便な事ばかりで、そうとう娘にも精神的負担がかかっていたようです。心理的ストレスから起立性調節障害になってしまいました。そのことが原因で学校も行くのをすごく嫌がりました。今でも朝起きるのは苦手で、よく遅刻してしまいます。
起立性調節障害とは、思春期の時期に特にかかりやすい障害であり、心理的ストレスが原因でなってしまうことがほとんどです。
症状は、朝起きれない、疲れがとれない、立ちくらみが激しい、食欲不振、息切れが激しい、などの症状が確認されています。
思春期の時期は、親にやいやいと口うるさく言われることがストレスだったり、親の命令には背けない事がストレスになったりしがちですので、要注意が必要です。
コミュニケーション不足が深刻化
現代っ子はコミュニケーション不足に陥っていると言っても過言ではないでしょう。
それは両親に対してもそうですし、友達に対しても同じくコミュニケーションをうまく取れない可能性が高いです。
それはゲームのせいだったり、親との小さい頃からのコミュニケーションのなさだったりします。
両親共働きで、一人っ子や鍵っ子であるがゆえにコミュニケーションをうまく取れない子が圧倒的に多いのです。
さらにいい子を演じる子や問題が発覚しにくいという点もありますから、思春期の特徴として覚えておきたいのはしっかりコミュニケーションを取って、親子共々仲の良い家庭を作ることが大事です。
子供は思春期に入ると一人立ちの準備をし始めます。
それを見守ってあげられる親になりましょう。
また、「いじめられる人の特徴」もセットで読んでみましょう。
思春期の時期は非常にいじめが多く、自殺を図る子供も最近では増えてきました。
自分の子供がいじめにあいやすいのかどうか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。