独特なノリからの嫌悪感
関西特有のノリとは、ツッコミとボケである以外にも、ポジティブで楽しく話さないといけない風潮や、面白い話を期待されているプレッシャーにあり、こちらは関西人を強調している人ほど当てはまる、関西人の悪い癖です。
勘違いしてはいけないのは、これは一部の関西人なだけであって、こうした人は他県に行っても関西のノリを使うことで、相手に自分が納得する返しやツッコミを期待することで、相手を疲れさせてしまいます。
すると、先ほどもお伝えしたように悪い部分ばかりが見えてしまう心理状態となり、関西人や関西弁の悪い部分ばかりが見えてしまった結果、嫌悪感を抱いてしまうことになりがちです。
関西人の方は、「そのノリって大阪だけだよね」と思いがちですが、実はそんなことはなくて、関西圏外の人からすれば京都も神戸もそれほど変わりなく、やはり関西独特のノリが存在すると言わざるおえないことは、関西人が受け入れるべき関西圏外の本音となります。
もちろんそのノリが好きな人もいるわけですが、合わない人にとって苦痛で仕方ないのが、関西独特のノリと言えるでしょう。
注意の言葉がキツイ
関西弁は威圧的に感じると述べましたが、特に注意の際にはまるで怒られているかのような言葉遣いとなり、「何してんねん」とか「アホか」など、関西独特の伝え方が混じることは、関西圏外の人からすれば凄くキツイ言葉に感じてしまうのです。
厄介な点は、「アホか」に対しての受け取り方であり、関西圏内であれば「褒め言葉」であったり、「それは違うぞ」という意味として捉えられますが、それ以外では「愚かだね」という意味で捉えられるので、理解が難しい関西弁を嫌いになってしまうことも。
例えば、全く関西弁に馴染みがない人に急に、「アホか!それ違う!」と指摘されたとすれば、「はぁ?何でそこまで言われなきゃいけないの?」と不愉快に思い、関西弁を嫌いになってしまった人が、私自身の友人でも実際に存在します。
よくツイッターなどでも度々、難しい関西弁が話題になることが証明しているように、関西圏外の人はとても理解することに労力を使い、簡単には理解できないことを関西人も知っておかないと、関西弁に不快な思いをする人が絶えず増え続けることになりかねません。
☑️見た目が関係することも…
関西を代表する大阪は、見た目が少し強面であったり、ヤンチャな雰囲気を醸し出している人が多く、こうした人が苦手であることが理由で、どんどんと関西弁に対してのイメージが悪化し、不快に思ってしまうことも十分に考えられます。
見た目が人に与える影響は大きく、特に少し強面な人が多い大阪に旅行に行くと、こうした容姿で大阪弁をハキハキ喋る姿からは、「威圧的で不快だ」と感じてしまう人もいることでしょう。
特に自己顕示欲が強かったり、プライドが高い人からすれば、自分よりも強そうであったり目立つ人物に対して、何処かライバル心を抱いてしまいやすくなるため、こうした心理が働いた結果、目立つ関西弁が嫌いになってしまった人もいるはずです。
ヤンキーが目立つ人に嫉妬するのと同じく、自己顕示欲が強い人は目立つ人が嫌いで、自分より目立つ人を排除したがる傾向にあり、うざい感情を抱きやすいです。
「本音を暴露!」不快な人に調査依頼を出した結果!
※日本最大級のクラウドソーシング、ランサーズにて、「関西弁が不快/嫌い/苦手になったエピソードを聞かせてください」と募集を募ったところ、10名以上の声を聞くことができました。
今回はそんな中でも、比較的王道で多くの人が遭遇するであろうエピソードを厳選しての紹介となります。