その証拠に、おそらく食事嫌いな人であっても、大好きな人とのデートでの食事であったり、気の合う友人との食事との食事の時には、それほど食べることに対して嫌気がなく、むしろ楽しい時間であったと感じされるはずです。
家族や一人で食べる時には、食事がめんどくさいと感じることが多いのであれば、それは間違いなく育った環境によるものが大きく、過去に何らかの原因が隠れていると考えるべきです。
☑️嫌いになりやすい環境
- アル中の人が食卓にいた
- いつもご飯の量が多かった
- 残すのは絶対にダメだった
- 親の機嫌を伺って食べてた
- 家族の仲が悪かった
嫌悪条件づけかも?
嫌悪条件づけとは、「ある条件に遭遇すると、ネガティブな感情が生まれる」ことであり、例えば、白米を毎日吐くほど食べさせられていた家庭で育った人は、白米を見ることで、当時のネガティブな感情と同じような感情が蘇り、食事が嫌いになってしまう人もいます。
他にも、生モノで体調を壊した人は生モノを食べられなくなるのも同じで、人は「味覚嫌悪条件づけ」という性質を持っていることも、食事が嫌いでつまらなく感じる理由となります。
どうしても好きになれなかったり、食べれない食べ物があるとすれば、こちらを疑ってみることも必要となります。
食事嫌いな人の主張
時間の無駄である
心理でも述べましたが、食事嫌いな人は食べることに楽しさを感じれず、つまらない時間を過ごしている感覚が強いので、時間の無駄であると捉えることで、食べることにあまり価値を感じていません。
「これは何のためにしてるんだろう?」と思うことに対して、時間の無駄であると感じることと同じように、食事嫌いな人は積極的に食べようともせず、むしろ時短を重要視する人もいます。
食べることが好きな人からすれば、「いや、意味分からん!」となるかもしれませんが、この気持ちを共感されないことも、食事嫌いであったりつまらないと感じる人が抱える、深刻な悩みなのです。
最低限満たされればいい
最低限満たされるとそれで満足する食事嫌いな人は、たくさん食べる必要のない体となっている人がたくさんいて、少し食べるだけで満腹感を感じ、たくさんの量を食べることができません。
だからこそ、最低限食べることができればそれで満足で、後は自分の好きな時間にお菓子でも食べておけば、それで満足なのです。
実家暮らしの人であれば、毎日作ってくれることに苦痛を感じてしまう人もいるので、こうした人にとっては毎日が地獄で、すぐにお腹はいっぱいになるけれども、無理をして食べている状況である人も多いことでしょう。
美味しい時は楽しい
食事嫌いな人でも、美味しいものを食べる時には楽しく感じれる人もいて、食事嫌いだからといって全てが嫌いなわけでもなく、中には大好物の時だけ食欲が増える人がいることも、多くの人に理解して欲しいです。
お菓子が好きな人からすれば、お菓子をたくさん食べることは幸せなことですし、カレーが好きな人にとっては、カレーの時だけたくさん食べれる人もいるので、一概に食事嫌いな人が毎日食べれないということもありません。
子供の嫌いなものといえばピーマンが定番ですが、ピーマンの料理の時だけ食が進まない子供がいることが、とても分かりやすい例となることでしょう。
周りの指摘が苦しい
食事嫌いな人は、少し食べるだけでも満腹を感じてしまうので、周りからは「もっと食べないと元気でないよ?」とか、「全然食べないじゃん」と言われることが、苦痛で苦痛で仕方ないことも、多くの人に伝えたい主張です。
中には、「食べ物を残すなんてマナー違反だ!」と言う人もいますが、本人からすれば「これが本当に精一杯なんだ…」という本音を、なかなか理解してもらえずに苦しむこととなります。
家でも外でも指摘されてばかりでは、楽しい食事などできるわけもなく、食べることが苦痛であったり、つまらないと感じてしまうことは、当然のことと言えます。