張り合う人の心理とは?その特徴や効果的な対処法について

「張り合ってくるなよ鬱陶しい!」と、なぜかライバル視されていることに腹を立てたり、比べられることで上下関係をつけられることに、不愉快な思いをすることがあります。

はっきり言っておきますが、張り合う人にはとても幼稚で厄介な本音が隠れている恐れもあり、こんな人をまともに相手にしてもあなたが疲れるだけです。

ここではそうした幼稚な人の心理や、グッとキク〜対処法を紹介することで、あなたを楽にさせる1ページとなっています。

張り合う人の心理とは?


優位に立つこと重視

張り合う人は優位に立つことを常に重視していて、張り合うことで自分が上の存在だとアピールすることは、「自分はとても有能な人間である」と証明することになるため、張り合うことで自分の能力を証明しようとしています。

特に男性は、他人よりも上の存在でいたい気持ちが強く、競争心が激しい性質を持つことから、張り合うことで自分が有能であることをアピールし、自分が強い立場でい続けることを好む傾向が見られやすいです。

優位に立つことさえできれば、相手を支配することができたり、自分にとって都合がいいこともまかり通せるので、こうしたメリットを考えた上でも、人生において優位に立つことは重要で、負けず嫌いな人には欠かせないポジション取りとなります。

 

特別な人間だと思っている

自分が特別な人間だと思っている人も、張り合うことで自分のことを有能であるアピールが多くなり、このタイプは自慢話をすることで自分の株を上げようとしたり、友達自慢することで自分の株を上げようとする人です。

自己顕示欲が強いこのタイプは、張り合うことで認められたり名誉を得たい欲求を満たそうとしていて、自分は相手に負けていないことを証明することで、自分だけでなく周りにも、自分のすごさを知らしめたい本音を隠し持っています。

故に自己顕示欲が強い人は、時として自分を特別扱いされないことに不満を抱き、「あいつは特別扱いされているのに…」と、張り合う標的とされることもあるため、付き合う上ではとても厄介な存在となり得るのが、自己顕示欲が強い張り合う人です。

 

自分の位置を確認するため

こちらは、特定の人にのみ張り合う人に見られやすい心理であり、ライバル心を持っているからこそ張り合う人の心理となります。

そもそもライバル心が芽生える心理とは、「自分の位置をはっきりさせるため」に生まれる気持ちであり、新入社員同士でライバル視をしやすいのは、同期としてどちらが上の存在なのか?を確かめるよりかは、自分の位置をはっきりさせるためだと言えます。

なぜなら、人は誰でも目標を定めなければ自分の立ち位置を確認することが難しく、相手と比べることで自分のレベルを確認するので、今よりもワンランク上のレベルを目指す時に、張り合うことで自分のレベルを上げることができたりします。

 

妬みや嫉妬からの張り合い

妬みや嫉妬から張り合ってしまう人もいて、こうした人はもともと相手が好きだったはずが、自分にとっては認めたくない事実を突きつけられることで、妬みや嫉妬心が生まれ、相手に嫌悪感を覚えてしまいます。

すると嫌悪感を覚えているはずなのに、どうしても相手のことを気になって仕方がない状況となった結果、認めたくない事実を否定するには、自分が張り合うことで結果を出すことが一番だとの考えが、どんなことでも張り合う心理を作り出します。

よくブサイクが美人イケメンと付き合うと、周りの人が嫉妬心から叩くことをしがちですが、これは自分たちにとっては認められない事実で、負けてしまったことを否定したい本音が隠れているのです。

 

理想の自分像を持っている

理想の自分像を強く持っている人は、劣等感が強い人の特徴であり、常に自分の理想像を追い続けているこのタイプは、攻撃性の劣等感が見られることもあれば、自慢による劣等感が見られることも多いです。

攻撃性の劣等感とは、社会的地位が高い人の不幸に対して「やったー!」と、喜びを隠せない態度をとることであり、自慢による劣等感とは、自分の欠点を隠すために嘘をついてまでも見栄を張ることで、自分を大きく見せる人のことです。

どちらにしても、張り合う時には見られやすい心理であることに間違いなく、時には不幸アピールによる劣等感を見せることで、周りを味方につけようと心がけるのが、こちらの心理に多い特徴です。

 

張り合う人の特徴


ナルシストである

ナルシストな人は自己評価を高く持っている人であるため、他人よりも自分が優れているとの本音を持ちやすく、張り合うことで自分が有能であることをアピールしたい性格です。

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