さらに張り合うことだけに終わらず、嫉妬心から陰口を言われているとすれば、自分にとっては利益になるどころか、害になるばかりの存在となることでしょう。
眼中にない
張り合う人と同じように見られたくないと思う人は、眼中にないと思い込むことで、相手と自分は全く別の存在であると思い込み、自分はあいつとは違うことを正当化しようとします。
張り合ってくるような人と、自分が同レベルであると思ってしまうことは、自分のことを少し高く評価しがちな人間ならではの考えとなります。
効果的な対処法
子供だと思い込む
張り合う人はとにかく幼稚傾向が強い人が多いので、「相手は子供である」と思い込むことが、イラっとしたり鬱陶しい感情を抑えるコツで、大人が子供に対して「仕方ないよな」と寛大な心で受け入れることができるように、相手も同じような気持ちで接することを可能とします。
例えば、自分の子供と張り合うママ友に対しては、「あー、また幼稚なことしてるんだね」と他人事に捉えてしまうことで、自分が今すべきことがしっかりと見えてきますし、真面目に相手にする必要も無くなります。
子供がよく、手柄や食べ物を全て独り占めしようとすることがありますが、これこそ心が幼い証拠であり、見た目は大人でも心が幼い人は、なんでも自分のものにしたいという欲求が強い傾向にあります。
褒めることを優先する
張り合うことで疲れてしまった人は、相手に感情的になるのではなくて、褒めることを優先することができれば、相手のライバル心を刺激することもなく、平和的に解決することを可能とします。
まともにやりあったところで、相手の欠点探しや陰口の対象となってしまうだけですし、自分が大人になって相手を褒めることができれば、それ以上相手も張り合おうとすることはありません。
相手が張り合ってきた時には、「凄いね」と褒めたり、「頑張ってね」とポジティブな言葉をかけることで、その場を楽にしのぐことができるはずです。
同じ土俵で戦わない
同じ土俵で戦ってしまうことは、あなた自身のレベルを下げてしまいかねませんし、何より張り合う人と争うことになるのですから、あなたが嫌う人と同じレベルであると認めるようなものです。
戦わずして勝つことさえ心がければ、あなたが張り合う人に負けることもありませんし、あなたにとってメリットが多いことも言うまでもありません。
そのためにも、張り合う人に対しては「レベルが違うから話にならない」と思い込むことも、心理的優位に立つことができる、効果的な方法となります。
嫌なら無理は厳禁
張り合う人が嫌なのであれば、付き合わなければいけないという固定概念を捨て、付き合いは無理にする必要もないと考えれば、少しはあなたの不安や苛立ちも楽になるはずです。
張り合う人に対して、真剣に考えてしまうからこそ不安や不満が募るわけで、極端に言えば嫌いな人として捉えることができれば、「嫌いだからどうでもいい」という感情になるのが人間というものです。
友達付き合いも恋愛においても、無理をしてまで続ける必要がないことを頭に入れておけば、自然とあなたの気持ちは楽になり、張り合う人に対して構える姿勢も無くなっていきます。
世の中完璧な人間など存在しませんし、性格が合う合わないも必ず存在するので、無理に近づいたり好きになろうとする必要は全くないのです。