張り合う人の心理とは?その特徴や効果的な対処法について

自己主張が激しかったり、なんでも自分が一番じゃなけりゃ気が済まないこのタイプは、張り合われると非常に厄介で鬱陶しいことが多く、自分にとってはどうでもいいことであっても、相手が勝手に張り合ってくることも。

自分に自信を持ちすぎたり、自意識過剰で被害者意識も強いナルシストだけに、他人が褒めてくれた何気ない言葉1つが、自分にとっては許せないことであった、なんてことも十分に考えられます。

 

プライドが高い

プライドが高い人が負けず嫌いであることは有名ですが、負けることを認めれないから張り合うこともあれば、自分の非を認めることができず張り合ってしまう人もいて、どうしても負けたことが許せないのがこのタイプです。

例えば、自分に非があったにもかかわらず、認めることができずに相手が褒められることを目の当たりにすると、プライドが高い人ほど「自分が笑い者にされている」と思いやすく、笑い者にされることに耐えれません。

また、臨機応変が苦手で柔軟な考えが苦手なプライドが高い人は、自分がこうと決めると意見を曲げないので、張り合うと決めればとことん張り合う面倒な一面も見られます。

 

注目されることが好き

自己顕示欲が強い人は目立ちたがり屋で、注目されることが大好きであったり、注目されることで大きな力を発揮できるので、張り合うことに注目されるとすれば、大きな力を発揮するかもしれません。

一方で、自己顕示欲が強すぎることは、自分が大好きであると言っているようなものなので、ナルシストであったり、特別扱いされて当然だという本音を持っているとすれば、「俺様に服従しろ」なんて気持ちで、張り合うことを選択することも。

故にこのタイプは、飲み会でも自分の話題を振られるともの凄く笑顔になったり、他人の話題で盛り上がるとつまらなそうな顔をするなど、かまってもらうことで、注目の的になろうと必死になるタイプです。

 

自己中心的である

自己中心的だからこそ張り合うとも言え、張り合われたところで相手にとっては迷惑な行為かもしれないことを、平気でやってのける人は自分本位な人であり、他人の気持ちを考えない人です。

常に自分の立場ばかりを優先させるので、「自分を褒めないのが気に食わなかった」などの理由から、嫌悪感を抱き、やがて張り合うことで優位に立とうとすることも、自己中心的なこのタイプには見られる行為です。

いい大人であれば、「張り合う姿勢を見せることは嫌われる」ことを理解しているはずが、闘争心むき出しで張り合う姿勢を見せるのであれば、それは自分の立場でしか物事を考えていない証拠となります。

 

出世欲が強い

出世欲が強い人は、自分が優位に立つことを優先する人であることから、今の現状に満足することなく、ライバルを蹴落としてまでも上に立ちたい気持ちが強い人です。

もちろん、張り合うからといって他人を蹴落とすわけではありませんが、出世欲が強い人は名誉や所得などを増やすことに加えて、社会に認められたい自己顕示欲を満たしたいことから、どうしても他人と張り合う選択をしがちです。

社会に認められるには、他人よりも優れた実力を示す必要があるため、ライバルをじっくりと定めた上で、張り合ってしまうことが多くなるのです。

 

劣等感が強い

劣等感が強い人は、今あるものが見えていないだけでなく、他人の優れた点ばかりを見てしまう人であるため、デキる人やモテる人に対して嫉妬心を抱くことが多くなります。

また、自分の良い部分さえも認めてあげることが難しいので、張り合うことで自分が優れているのか?を確認しないと、安心することができないタイプです。

このタイプは、認知の歪みによって比較癖が付いている人が非常に多く、他人と比べることで「私は…」と、自分自身を苦しめてしまうこともしばし見られます。

 

張り合う人に抱く本音


鬱陶しい

張り合う人に対して「鬱陶しい」と思うことは当然で、相手が勝手にライバル心を抱いていたり、嫌悪感を抱かれることは、一方的にこちらを不快にさせてしまいます。

自分にとっては眼中にない存在であるとすれば、毎回のように張り合うことでストレスを感じ、どんどんと嫌いになっていくことも。

 

キモい

なんでも張り合う人がいるとすれば、キモいと思う感情も正しいことであり、常に自分が一番でないと気が済まない相手に対して、「頭おかしいんじゃないの?」と不満に思うことも。

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