「体育会系ってクズが多くて大っ嫌い!」と愚痴をこぼす人は多く、SNSが発達した今では多くの人がツイッター等を使い、体育会系に対しての愚痴を書き込むことが、度々まとめサイトで話題を呼びます。
はっきり言いますが、「体育会系の悪い部分」は確かに存在しますし、体育会系との相性が悪い人がいることも間違いのない事実です。
この1ページを読むことによって、「体育会系の悪い部分」と「嫌われる理由」がはっきりとし、多くの人が心に抱える不満を知ることができます。
多くの人が苦手とする体育会系
まずは体育会系が本当に苦手で、心の底から受け付けないと思えるほど嫌いな人が世の中に溢れている事実を知ることで、体育会系がどれほど嫌われているのか?の現実が見えてきます。
その体育会系が嫌われている事実が、一目瞭然で分かる画像がこちらです。
上記の画像は、グーグルキーワードプランナーを使って「体育会系 嫌い」と検索した結果であり、キーワードプランナーはグーグルで「月間どれくらいの検索数がされているのか?」を調べることができるツールです。
こちらのツール結果によると、月間平均ボリュームが1000〜1万の検索がされている事実が確認できることから、年間では少なくとも1万人以上の人が体育会系が嫌いで、何かと検索している背景が見えてきます。
つまり体育会系が苦手だと思うあなたは、何も珍しい感情を抱いているわけではなく、日本中の多くの人が体育会系との付き合いや関わり方に頭を悩まし、苦しんでいるのですから、共感しあえる仲間が世の中には必ずいることを知っておきましょう。
ちなみにグーグルキーワードプランナーは、グーグルが提供する無料ツールであるため、月間平均ボリュームは間違いなく正しい数字であるとの断言もできます。
どこが嫌い?アンチの意見
精神論で語る
体育会系はいつの時代も精神論で語る人が非常に多くて、気合いと行動力さえあればその場を乗り切れると思い込み、安易な行動に出てしまう人が多いことが特徴です。
なぜ体育会系ほど精神論が多いのかと言えば、元々の体は弱くともトレーニングを積むことで様々な苦労を乗り越え、精神的に強くなれることが精神論への考えへと繋がり、「人は気合いさえあれば大抵のことを乗り切れる!」との捉え方をするわけです。
はっきり言いますが、精神論で乗り越えることができる人もいれば、乗り越えれない人もいるのが現実ですし、さらに精神論は無駄が多い行動としても有名であるため、「本当にそれは必要なの?」と疑問に思うことでさえ、精神論で乗り越えようとすることが、より体育会系を嫌いになる理由です。
こうした考えが嫌いな人の特徴としては、「根拠のないことが嫌い」であったり、「自分の考えを大事にしたい」「リスクをもっと考えたい」などが挙げられ、簡潔に言えば論理的な人であります。
体育会系によく見られる根性論は、行動の早さや粘り強く続けることができる一方で、効率化を重視する人にとっては「デメリットが多い」考えともなるため、こうした思考を持つ上司と逆の思考を持つ部下の関係は、部下側が不満に思いやすい傾向が強く見られます。
飲み会等のイベント好き
体育会系は社会に出ると飲み会を開くことが多かったり、飲み会で大きな声をあげてはしゃぐなど、何かと多くの人で楽しむイベントごとが好きで、地元の祭りや花火大会なんかに参加する割合も、学生時代から体育会系の方が多かったかと思います。
基本的に体育会系は多くの人で楽しむイベントが好きで、初対面であっても自分をさらけ出すことで距離感を縮めるなど、社交性が高いことが魅力的である一方で、こうしたイベントが嫌いな人にとっては、体育会系は邪魔な存在だと感じてしまいます。
お酒を飲まない人に関しては、飲み会に行くことなど罰ゲームのようなものですし、酔っ払いの世話役をするのはいつの時代も素面でお酒を飲まない人なのです。
この意見は酒嫌いな人や酔っ払いが嫌い、飲み会が嫌いな人と共感しあえることからも、体育会系が嫌いな人と何かと意見が合うことでしょう。
お酒を交わすことのメリットも確かに存在しますが、それ以上に酒嫌いな人にはデメリットが多く、飲み会が嫌いな人にとっては自分の時間に嫌なことを強いられるようなものなのです。
チャラい口調や行動
チャラいと言えばサッカー部が典型的な例で、日本代表でさえチャラい人が多いと批判を浴びることがあるほど、とにかく体育会系は見た目と言葉遣いがチャラい人が多くて、それをかっこいいと思い込んでいる人も非常に多いです。
例えば初対面の人に対して「〇〇っすか?」と質問することは、それほど気にしない人もいれば感じが悪いと思う人もいるわけですから、ネガティブに捉える人にとっては体育会系をひとまとめに見てしまうことで、どんどんと嫌悪感が増していくことになります。
体育会系にチャラい人が多いには理由があって、中高と厳しい指導の元でスポーツに全てをかけてきた人にとっては、大学で規則が緩い環境に浸ることで、溜まっていた欲求が爆発してしまうのです。
結果的に、真面目キャラであった人もチャラい口調や行動が目立つようになり、異性との遊びやクラブ通いなどを頻繁にすることによって、どんどんとチャラさに磨きがかかっていきます。
また、チャラさ=男らしさや格好良さと間違った捉え方をすることによって、中高くらいの年齢でチャラいキャラになりきり、自分は特別な存在で他人とは違うことをアピールする人も、比較的運動部には見られやすい心理となります。
文化系や帰宅部を見下す
学生時代の序列としては、常に体育会系である運動部が優位な位置に立っていて、文化部や帰宅部は自分たちより下の存在だとの風潮は、今も根強く残っている風潮の1つです。
例えばブラスバンド部に所属する人からすれば、「なんで運動部って体動かすだけで偉そうなの?」と疑問に思ったり、「勉強もできないくせに、運動部ってだけで見下されるのが嫌だ」との感情を持つことは、何も不思議なことではありません。
さらに運動部の中でも序列があって、サッカー部や野球部は最高位に立つ一方で、陸上部やソフトボールなどは比較的見下される立場であることも、体育会系が子供の頃から嫌われる原因です。
体育会系は魅力的な人が所属しやすい部活も多いですし、注目されがちなスポーツがたくさん集まっていることもあってか、何かと優越感に浸れる要素が見つかりやすく、勘違いしやすい環境なのです。
だからこそ、勘違いした運動部に所属する体育会系に対して、学生時代から好きになれなかったと嘆き、大人になっても苦手意識が克服できていない人は、ツイッター等のSNSを使うことで本音をさらけ出し、ストレスを解消しているのでしょう。