こうした感情移入の違いからも、動物嫌いな人ほど冷たいと言われる原因を作っているのかもしれません。
恐怖心に打ち勝つことができる
動物好きな人の中にも、ある一定の動物だけに恐怖心を持っていたり、あまり得意ではないという感情を抱く人もいます。
例えば子供の頃に大型犬に対して恐怖心を抱いた人は、大人になるまで恐怖心を抱いていたりするものです。
こうした恐怖心を抱いていても、周りにサポートしてくれる人がいれば、怖がりながらも触ることができるのが動物好きの特徴であり、怖いという気持ちを克服することができます。
故に動物好きな人の性格傾向とは、恐怖心がある動物に対しても積極的に触れ合うことができることにあり、周りのサポートさえあれば、どんな動物でも仲良くなろうとする積極性が見られます。
基本的に動物が好きなので当たり前と言われるとそうなりますが、動物がそれほど好きでもない人の場合は、そんなことを積極的にしようとはしませんし、何よりそうした動物の前に立とうだなんて考えは浮かびません。
【要注意】間違えた風潮も知っておこう!
動物好き=優しい人、思いやりのある人
動物好きな人はとっても優しいとか、とっても思いやりがある人だなんて決めつける人がいますが、必ずしもそんなことはなく、子供嫌いであるのに動物は好きであるという人も世の中にはいるからです。
子供好き=良い人であるという風潮があるのに対して、子供嫌いだけど動物好きな人=必ず良い人であると、あなたは言い切れるでしょうか。
間違いなく言えることは、動物好きな人は動物にも優しくできることであり、動物好きだからといって、人間にも必ず優しく接することができるわけではないのです。
こうした風潮があるのは確かですが、動物好きだからあなたを傷つけない人かどうかと問われると、あなたは自信を持ってイエスと答えられるでしょうか?
動物嫌い=冷たい人、思いやりのない人
こちらは動物嫌いな人が頭を悩ませる悪い風潮であり、動物嫌いになる理由は様々であるために、一概に冷たい人や思いやりのない人と決め付けることは、逆に相手を傷つけてしまいます。
動物嫌いな人の心理には、「菌が苦手である」とか「糞尿被害を経験した」など、動物好きな人には理解しづらい理由が必ずあるはずです。
例えば、近隣トラブルで隣の住人が嫌いになってしまうように、糞尿被害に長年頭を悩ませた人は同じく嫌いになってしまうかもしれないですし、苦手意識がついてしまうかもしれません。
動物嫌いな人にも様々な理由があることを考えると、一概に冷たい人であるとか、思いやりのない人であるといった決めつけは、動物嫌いを加速させてしまっているのかもしれません。
嫌い=悪い人、好き=良い人は言い過ぎ
いかがだったでしょうか?
動物好きな人の中でも、保護活動を無償でする人などは本当に凄いですし、とても優しい人だなという印象を受けますが、ただ動物が好きなだけの人が心から優しい人なのかどうかは、はっきり言って分かりません。
育った環境がペットありきの環境であったことが、動物好きな今を作っているだけかもしれませんし、良い人を演じるためにそう発言している可能性もあるからです。
動物に優しくすることは良いことであることは間違いない一方で、動物が嫌いな人がそうした風潮によって必要以上に頭を悩ませているのも事実です。
世の中の全ての人が、動物に優しい社会を目指す方向でいけば、人と動物が共存する未来を作りやすいですが、トラウマや潔癖症など、様々な理由で動物を避けてしまう人がいることもお忘れなく。
もし、動物嫌いな人が理解できないのであれば、「動物嫌いな人の心理〜苦手になるきっかけとは?」を読むことで、動物がどうしても好きになれない人の本音が理解でき、また新たな考えに気づくことでしょう。
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